どうも~。製品レビューでどうしようかと思っていたことがあります。
それは、どこまで遡って製品レビューをしようかという点です。
車両の購入は多く行ってきましたので、全部レビューしようと思えば
それも可能ですが、そればっかりもねぇ・・・、なんか単調じゃないですか?
ということで、今後の新品購入品はリアルタイムで記事にするとして、
遡っての製品レビューは2021年発売分のみとします。
(本当のこと言うと、記事にしておくと買ったセットの集計が楽なんだ。)
でも出来に感動したとか、何か心を動かされた製品は別です。
ということで本日はこれです。
■メーカ TOMIX
■品番 98714
■製品名 JR 117-7000系電車(WEST EXPRESS 銀河)セット
発売は春前でしたっけね。製品化予告が出てから、すぐに予約して購入しました。
出来の良さは保証されていましたから、安心して発売を待っていました。
では早速レビューです。(今回はパーツ取り付けをしてないです。)
まずお顔。
印刷はしっかりかっちりとしていますので、素晴らしいですね。
特にライト周りの白線なんて、細いながらも滲み等の破綻はありません。
でも、この線が側面に回り込む部分はよ~く見ると線の重なりが見えるので、
前面と側面で分けて塗ったな、というのは分かるのですが、
線のあきらかなズレはないので、神経質になるほどのレベルではないと思います。
(この下のライト点灯の画像を見ると分かるかも。)
あと挙げたい点としては、スカートの色合いです。
ガンメタ調の色合いで、きれいに塗りにくい系統の色ながらよく塗れているのですが、
なんか色が濃いような・・・・。気のせいかも。
ライト点灯はLEDで白くきれいに光っています。余計な光漏れも見られません。
次に側面。
車体自体はほぼ深い青系の色合いでの単色塗装なので心配はありませんでしたが、
ポイントは白の線の質だと思います。これについてはしっかり塗れていました。
車内は高い再現度だと思います。作りこまれたモールド表現から努力が見えます。
表記類も若干のつぶれがある箇所もありましたが、
ここまで表現されているのはむしろ素晴らしいことです。
あと挙げたい点としては、ドア下の靴摺りに銀色の色差しをしている点と、
これまでTOMIX製ではなかなか表現を見られなかった所属表記がある点です。
前者も後者も最新のKATO製品群では割と当たり前に表現があります。
競合相手の影響は多かれ少なかれ受けているのでしょう。
さすがに同業者の製品くらい研究しているでしょうし、模型業界に限らず、
同業者の良し悪しも見なくなって天狗になったら終わりです。
次に屋根。
なんとなく紫の色味が実車に比べて濃い気はしましたが、
実車は汚れているのと、光の当たり具合にも影響するので、
誤差の範囲かなと思ってます。
その他に挙げる点としては、付属品の中に面白いものが入っていました。
床下の配管の再現パーツですね。TOMIXも昔、といっても室内灯が
機構的に搭載できるようになったあたりの時代の車両は、
こういった表現はモールドで表現されていました。
床下に表現されていたのですが、しなやかさに乏しかったため、
なかなか欠損しやすかったです。
総合評価です。
★評価 84点(80点が標準)
■造形 ★★★★★ 20点:特に車内の表現がよい。
■塗装 ★★★★☆ 16点:粗は見えつつも微細なレベルです。
■機構 ★★★★☆ 16点:特に不満なし!
■付属 ★★★★☆ 16点:分かって買ってますけど、相変わらず多いよ・・・。
■其外 ★★★★☆ 16点:特に不満なし!
評価方法の話はこちら。
以下余談です。電車がありなら客車でもということで・・・・、
製品化発表後に作ってました。ただ作り切ったとしても
117系と確実にキャラが被るので、使いどころに迷うところ。
そんな気の赴くままに塗った車両を今後どうしようか検討中です。
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