鉄道298号線入口

鉄道模型趣味に道があるとすれば、その正体は途轍もない拘りとロマンなのだろう。

製品レビュー:KATO「3049-2」EF58 150 宮原機関区 ブルー 旧製品との比較を交えて

どうも~。えちごトキめき鉄道で急行が走り出すようですね。
往年の急行列車そのままとはいかないものの、
私鉄として会社自体の体力も限られている中、
これだけの旧車を維持して運行するのは素晴らしいことです。

さて、本日はレビュー記事です。

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■メーカ KATO
■品番  3049-2
■製品名 EF58 150 宮原機関区 ブルー


きたぐに」と同時発売の予定だったイゴマルの再販です。
きたぐに」の大阪寄りの区間を担当していますが、
米原のEF58と分担していたので、細部まで拘って列車を再現される方は、
気を付けてください。

では早速レビューです。今回は仕様は異なりますが、旧製品との比較を交えます。
出来としては最早書くまでもないですが、
新製品はどのようなところが優れているかを確認して、
新品を狙うのか、中古の旧製品を買うのかの参考にしてもらえればと思います。

ちなみに、パーツは取り付け前です。

まず顔。

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左:旧製品 右:今回品

今回のイゴマルの製品の特徴でもあるのですが、
「EF58 150」ははめ込み式のナンバープレートではないんですよね。
特定番号機の製品化だからこそできる
このナンバー周りのすっきりした状態が良いです。

旧製品との比較としては、
そもそもの実車仕様が異なるので単純比較とはいかないまでも、
クリーム色の厚塗り度合いが違っているのか、質として新品のほうが
ぼてっとした印象は受けません。

また、青とクリームの境目についてもきっちりしている新品に
旧製品は若干境目がぼやけた感触はあります。
感触という書き方をしているのは、遠目ではもちろん、近くで見ても
それほど気になるレベルではないという意味です。しいて言えば、程度ですね。


次に側面。

 

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左:旧製品 右:今回品

新品はルーバーのモールドがシャープになっている他、
窓から覗く車内は黄緑色となっており、
旧製品の無機質なダイキャストとは差があります。

ただ、逆を言えば、旧製品もその点がどうにかなれば、
明確に劣るわけではないということです。


次に屋根。

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手前:旧製品 奥:今回品

モールドは若干深くよく再現されている程度の違いがあります。
それほど差はない印象です。ほとんどモールドで同一色でありながら、
ここまでにぎやかに再現できているのも素晴らしいと思います。


あとこれはわざわざ買っておいて書くのもちょっと気が引けたのですが・・・、

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この顎が外れた姿はもう構造的にどうしようもないですね。
実車より急カーブに対応する必要があるので、仕方ないのです・・・・。
それは分かっているのですが・・・・・・・。

 

総合評価です。

★評価 80点(80点が標準)
■造形 ★★★★☆ 16点:旧製品時代からの正統な進化!
■塗装 ★★★★★ 20点:塗分けは完璧といってもいいと思います。
■機構 ★★★☆☆ 12点:顎が・・・・顎が・・・・。
■付属 ★★★★☆ 16点:特に不満なし!
■其外 ★★★★☆ 16点:特に不満なし!


結局新旧どちらが良いのだろう、という話です。
EF58に拘る方はもちろん新品ですが、ラフに使いたい方は旧製品でよいかと。
・・・・と、フツーなことを言っていますが、
それだけ旧製品も造りがいいですよ、ということです。

旧製品はこのタイミングだと中古品を買うことになると思いますが、
勿論動作確認はしたほうがいいですし、その他には、
ライトはLEDかどうかと握り棒のケース余剰を見るとよいと思います。

 

以上で~す。読んでいただきありがとうございましたー。

 

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