どうもー。近所に野良猫がうろついているのですが、大体彼女らの住処がどこかわかってきました。茶トラの彼女はワゴンの下を寝床にしているようです。
さてここ最近引っ張ってきたKATO製113系湘南色の記事もこれで一旦終わります。
最後にTOMIX製の旧製品との比較ですね。KATO製の方はお分かりの通り、先日発売の最新ロット、TOMIX製の方はHG仕様の113系発売前の旧仕様(非HG仕様)です。
結論としては、当然KATO製の最新ロットの方がいいのですが、
今回は両者を比べることによって、KATO製は何が良いのか?TOMIX製は旧いがどういった点は良いのか?というポジティブ目線での比較となります。決して、旧いTOMIX製を持ち出して批判するだけの内容ではないです。
比較対象としたのは以下です。
■メーカ KATO
■品番 10-1954
■製品名 113系 2000番台 湘南色(JR仕様) 7両基本セット
■メーカ TOMIX
■品番 92710
■製品名 113系2000番台電車 (湘南色) セットA
ではまず顔。
手すりの表現のモールドの有無や暖地型タイフォンの格子の表現ではやはりKATO製の方がシャープなのですが、TOMIX製もよっぽど目を近づけなければ分からない程でないとそういう粗は見えませんから、上出来だと思います。個人的な感想も混ざりますが、正直造形ではTOMIX製は旧製品といえど、大きく劣ることはないです。
しかし、これは後でも繰り返しになりますが、塗装精度では目に見える差があります。
画像では分かりにくいのですが、肉眼では結構分かります。例えば、黄かん色と緑色の境目に滲みが散見されたり、タイフォン付近の凹凸が大きい箇所では、塗料の吹き溜まりがあります。タイフォンの周辺なのですが、地の緑色の跡が見て取れますし、タイフォン周辺に黄かん色が溜まった跡があります。
あと触れておきたいのは、ボディマウントのカプラーについてです。
KATO製のボディマウントカプラーは単純な構造が災いしてかなり遊びが大きくて、
少々の揺れですぐに傾いてしまいます。走らせてナンボ(少なくとも私はそう思っている)のNゲージでは、致命的です。
一方で安定のTOMIXのTNカプラーです。バネのおかげで真ん中に固定されますし、
連結もカチッと音がすれば固定されるし、開放もしにくい、造形もよいです。
純正ですからこれを無加工で取り付けられるのは大きいです。
次に側面。
色はKATO製の方が黄かん色、緑色共に濃いです。塗装の滲みは顔の方で触れたので置いておきます。あとはユニットサッシ窓の枠はTOMIX製の方がシャープですな。
行先表示器については、KATO製はクリアパーツで導光させる仕組みはないです。
TOMIX製はクリアパーツにして、室内灯を入れると導光して裏から光らせることができます。室内灯を入れないまたはシール貼りが面倒な方はKATO製がよさそうです。
TOMIX製はシールを貼らないと行先表示器が謎の小窓(!)に変貌します。
次に屋根。
これは個人で好みが分かれるでしょう。私はKATO製は白過ぎる印象で、TOMIX製が好みです。私の年代的に、新車の113系を見ることはなかったので、洗車しても取り除けない積年の汚れがTOMIX製の濃い屋根を連想させるのだと思います。
まとめです。
記事冒頭でも書いた通り、結論としてはKATO製が良いのですが、TOMIX製も十分上出来な製品なんですよね。むしろKATO製が発売したことにより、TOMIX製の中古は安くなっているはずですから、これらを狙って買うのも選択肢かもしれません。
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