鉄道298号線入口

鉄道模型趣味に道があるとすれば、その正体は途轍もない拘りとロマンなのだろう。

北陸、京阪、そして阪和の役者たち!

どうも~。ワクチン接種をしてきたのですが、副作用がなかなかのものですね。
元々私はインフルのワクチンでも副作用を受けやすい体質なのですが、
今回は想像以上に症状が出ました。
まぁ効いている証拠ということでよしとしましょう。

さて、本日は私が所有している、北陸・京阪・阪和エリアの車両の中で、
特に気に入っている車両たちを携えて、
貸しレで走らせてきた時の画像を載せようと思います。
場所は行きつけの「所沢情鉄模景倶楽部」です。番線は4・5番線です。

tokotetuclub.blog.fc2.com


まずは北から行きましょうか。
北陸代表は、583系きたぐに」と683系+681系「サンダーバード」です。

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583系きたぐに」はTOMIX製のHGですが、旧ロットです。
この急行「きたぐに」は、旧い583系が民営化後も長く使われていることを
見た目から示すために、整備は行き届いているけど
旧さが滲み出るような風格を出す加工をしています。


屋根はスエード調のスプレーで塗り直して、色差しと若干の汚しを入れて、
車体は簡易スミ入れを行いつつ、艶出しを行って車体を新車風に仕上げ、
前面のみ連結器から飛び散る錆汚れを連結器付近に少し入れています。
床下はスプレーでまとめて汚れた床下を再現しています。

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この画像だと整備内容がわかりやすそう。

これで屋根は少し汚れ、車体は汚れがほぼなく、床下は汚れている、
というちぐはぐな車両になるのですが、民営化後も多大に活躍した国鉄車って
こんな感じで、ぱっと見は汚くはないけど、
どことなく汚れている感じじゃないですか?

例えば24系客車なんかいい例です。
晩年の「あけぼの」や「北斗星」なんて、ぱっと見はきれいですが、
近くでよく見るとドア付近にこびりついた汚れや、
屋根や床下の劣化は否めないです。
中には車体がボコボコだったり、塗装が剥がれ落ちたりしている箇所も
見たことありますが、これはさすがに悲しくなるので
模型には表現を落とし込んでいません。

実車に寄せるのが模型ではありますが、それに囚われすぎず、
自身のイメージを模型に落とし込んでいくことを重視しています。

 

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683系+681系「サンダーバード」は、両端が非貫通編成という、
レアな運用実績をあえて選んで再現しています。
というのも、片方が非貫通、もう片方が貫通というのが好みではなかったからです。

こちらはKATO製です。先頭直後の台車にスノープロー取り付け、
座席塗装程度の加工です。
座席は車両ごとに赤系・青系で座席色が異なる姿、
そして、それらは683系と681系でパターンが異なる点も
それぞれ実車に則して再現しました。

ロットとしては数世代前のロットですが、
へたれていたモーターや電装部品一式は最新ロットより頂戴して、
ベストな状態に保っています。

 


京阪代表は、223系と117系の新旧新快速です。

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最初に断わっておくと、この離合は実際にはなかったです。
しかし、どちらも京阪のエースの風格は十分です。
特に223系の色使いは、派手過ぎず、地味すぎずで好みです。

 

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223系はKATO製で、室内灯入れたのみです。
民営化後のステンレス車相手だとこれで満足してしまうのは
私の好むところが、もっと前の時代だからかと思います。

 117系はKATO製です。
車体のみ簡易スミ入れと艶消し処理をしました。
あとは前面の顔付近に汚れを入れています。
床下と屋根は後に廻しています。

多分KATOから100番台がその内発売となるでしょうから、
続きはこの発売を待つこととしています。

 
阪和代表は、381系と283系「くろしお」です。

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色合いとしてはきれいな組み合わせかと思います。
ちょっとKATO製の381系の色が違うかなぁとも思うのですが、
私は許容範囲です。

 381系はKATO製で、283系はマイクロ製です。
どちらも室内灯を入れたのみです。

正直阪和線系統は車両の導入はしていますが、
加工例のある車両がないです。
何かしら思い入れがないと加工をしないのが、
私の性質です・・・・。

 

最後に番外編。

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きたぐに」と「はやぶさ」の離合ですが、これは模型ならではです。
一応走行区間が少し重複していますが、時間が合わなかったはずです。
1990年代は夜行列車の廃止が相次ぎましたが、振り返ってみると、
まだまだ残存する列車は多かったように思います。
残念ながらそれらに乗車することは叶いませんでしたが、
せめて模型で思いをはせましょう。
どちらもTOMIX製、カニだけ余剰車の都合でKATO製です。

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東海道線でありがちな風景かと思います。
西日本の40Nまたは30N更新車はデザインやその更新内容共に
素晴らしかったと思います。
末期のごちゃごちゃな組成も模型としては興味深いですが、
統一された編成美は走らせていてとてもきれいでした。
223系はKATO製、113系はマイクロ製。

 

以上、西日本の役者たちでした。

 

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KATO新製品情報(2021/7/30発表)

どうも~。オリンピックが盛り上がっているようですね。
盛り上がるのはよいのですが、ネットでは散々開催に反対してきた
一部のTV局への批判があるようです。

まぁTV局は数字が取れるかどうかが重要であって、
こういった手のひら返しなど今に始まったことではないので、
批判は出ても盛り上げるつもりなのでしょう。

 

さて、KATOから追加の製品化告知がありましたので、その関連記事です。
小出しとはいえ、告知は今月3回目となりますね。
波に乗っているか、それとも波に乗れていないから製品化をどんどん打ち出すのか、
このご時世的には後者なのかな、と心配してしまいます・・・・。


まずはED76-551タイプです。

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津軽海峡線が使用開始されてから、
区間の専用機ED79の頭数が不足していたために、
ED76が改造して投入されました。
しかし、ED79とは車体長が異なったために扱いに難があり、
運用の幅は狭められることになりました。
晩年は専ら「トワイライトエクスプレス」牽引で活躍しました。

 

製品はホビーセンターKATOからの製品で、再生産品となります。
トワイライトエクスプレス」の再生産がありますから、
これに抱き合わせる形で販売するつもりなのでしょう。
オリジナルのED76はKATOから販売がありますから、
タイプでない製品を期待したのですが、
この様子だと今後もタイプの販売のみとなるのでしょう。

SNSを見ても、「タイプでなかったら・・・・」という声が散見されましたが、
私もその一人です。しかし、実車の数の少なさ、運用の幅の狭さから、
なかなか模型化に厳しいところがあるのでしょうね。


次にN700S「のぞみ」です。

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オリジナルのN700系とは異なる前面形状をしっかり再現してきているようです。
16両のインレタ地獄が嫌な方はKATO製を選ぶ価値は十分あります。

個人的に気になるのは、実車同様の曲線通過時に
内側への車体傾斜を再現するKATO独自の車体傾斜機構を搭載している点。

模型の特質上、実車よりはるかにきついカーブを走ることが多いので、
この機能が走行に支障をきたさないかが心配です。

(私はKATOの振り子式車両にあまりいい思い出がないので・・・。)

 

次にE235系山手線ですね。

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順当な再生産といったところでしょうか。
KATOのE235系の側面のステンレスの塗分けはとても素晴らしいと思います。
個人的には同横須賀線仕様をいつ出すのか気になる。

 

以上、不意打ちだった製品化告知でした。

 

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機関車の足回りを落ち着かせたい!

どうも~。首都圏の感染者数が増えていますね。
必ずしも感染を免れるわけではないものの、
私の2回目のワクチン接種はまもなくです。
あらかた国民に接種が完了すれば、このような感染拡大も
起こらなくなるかもしれませんね。

さて本日は、久々にカマの整備でもしようかなと思いまして、
その前に手慣らしをしておこうと思い、
台車と床下の塗装だけとりかかりました。

 

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これは塗装後。こんな感じに塗りました。

これまで散々東武の記事ばかりが並ぶこのブログでしたが、
それは一時的なマイブームが到来していたからです。
元来、私は東北本線常磐線を中心に模型を収集しておりまして、
それがこの趣味の礎にもなっています。

・・・と、誰に対しての言い訳なのかは分かりませんが、
一通り茶番を済ませたところで、今回の整備対象は以下です。

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まずはTOMIX製のED75-0です。
台車と床下以外は以前手を入れました。二軸貨車編成や旧客鈍行編成といった、
優等列車の牽引に使用するために汚しも入れています。

 

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次にTOMIX製のEF81-300です。
内郷機関区(常磐線転属)仕様で、常磐アンテナを雰囲気重視で取り付けています。
元々は貨物牽引用として整備しましたが、後から「ゆうづる」牽引にも使っています。台車と床下は黒いままです。


ちなみにこれはマイルールですが、
優等列車牽引をメインにするカマ:汚しなし・車体艶出し仕様
貨物列車牽引をメインにするカマ:汚しあり・車体艶消し仕様
となっています。いくつか例外はあります。
なので上記2機は私の中では(元々は)貨物牽引想定です。

このルールによって、客車や貨車の加工メニューも決めているので、
優等列車は汚れのないきれいな編成、貨物列車は薄汚れた雑多な編成、
といったように編成全体でイメージを統一できます。

 

実車はきれいな車両・汚い車両が入り交ざりがちですが、
模型でそれをやると単一の車両が悪目立ちしたり、
浮いたりして、見た目に落ち着かないので避けています。
(あくまで持論ですけどね。)

 

で、肝心肝要なやったことの話です。
これらのスプレーを台車や床下パーツにプシューーーーー!です。

まずはミッチャクロンですね。

これは塗装が剥がれがちな材質に塗料を塗る際の下地です。
平らでない部分や駆動部への塗装の場合は必須といってもよいくらいです。
今回であれば、台車はこれがないと塗装は剥がれてしまうことが多いです。


次はサーフェイサーです。

これは塗料ののりをよくして、後から剥がれにくくする効果があります。
 私は正直1000番くらいならなんでもよいかなとは思うのですが、
近所の模型屋さんでの入手性から上記を使用しています。
(なぜかこのメーカの1500番だけ、どこでもある印象・・・。
多分たまたまなんだろうけど・・・。)

 

次にようやく塗料です。

 

マボガニーです。
私が車両の床下の汚れを再現するのに、市販のスプレー塗料で
何が実車に最も近いかを試した結果、これに行き着きました。

正直、もう少し黄色がかった色が理想なのですが、
あくまで「市販のスプレー塗料で手軽に」できることを重要視したので、
これで妥協しています。

何が良いかは、個人の好みが出ますから、各々実際に試すのが一番です。

ちなみに、以下を吹くとサーフェーサーと塗料が合体したようなものなので、
少し作業が簡略化されるかも。

 

最後にクリアコートです。

 文字通りの艶消しと、表面のコーティング効果があります。
この艶の有無だけで車両の印象は大きく変わります。
プラっぽさを消したい場合に、一応吹くこともあります。

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全部吹くとこんな感じです。

・・・で、長らくお待たせしました。完成画像です。

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いかがでしょうか。色としては、元々の黒が茶色系の色になっただけなので、
大きな変化はないのですが、艶がなくなり、プラっぽさがあった台車に重厚感が
生まれたような印象を感じていただければ幸いです。
肉眼で見るともう少し茶色風味であることは付け加えておきます。

この塗装ですが、ただ塗っているだけなので、電車等にも手順流用は可能ですから、
試しにプシューーーー!してみてはいかがでしょうか。

以上で~す。

 

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製品レビュー:番外編 東武8000系メーカ別比較

どうも~。東武 200型が1800系の塗装をまとうそうです。
リバイバル塗装ということで、
この流れで行くと引退が近いということなのでしょう。

それにしても200型が1800系の塗装か・・・・、
あんまり印象変わらないのでは・・・?

 

さて、本日はそんな東武の話題です。
KATOと鉄コレの東武8000系が両方手元にあるので、
これを比較する記事とします。

KATO製東武8000系のレビュー記事はこちらです。

tsukubaliner.hatenablog.com

これが気になる車両であれば購入している方は多いと思いますが、
複数メーカの同系列の製品を購入する方って、それほど多くないと思いますから、それぞれどこが良くて、どこが悪いのかというのをお伝えできればと思います。


結論から言うと、やはりKATO製の方が精密ではあるのですが、
どこまで鉄コレが食いついていけているか、という点に注目です。


まず顔です。

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左:鉄コレ 右:KATO

印象把握に関しては、鉄コレの8000系はかなり素晴らしいものだと思います。
鉄コレの8000系が最初に発売された時は、GMかマイクロの製品しかなかったわけですが、前者は印象把握は良いが値段が高く、後者は顔に若干の違和感がありました。
そんな理由で、どうしても手を出すことがなかったのですが、
鉄コレの8000系は印象把握が良く、すぐ購入を決めた記憶があります。

しかし、これを超えてくるKATOの8000系はやはり秀逸な出来だと思います。
KATOの8000系のレビューでも触れていますが、塗装がしっかりされていることから、
並べると鉄コレの塗装の細部の粗が手に取って見えるようです。


貫通扉直下の車体の凹み箇所にも注目です。
鉄コレでは簡易な表現に改めていますが、KATOはしっかりと再現しています。


次に側面。
(※鉄コレの8000系はドアのHゴム表現と行先表示幕に色を入れています。)

 

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左:鉄コレ 右:KATO

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左:鉄コレ 右:KATO

色合いについては、KATOは純白、鉄コレは少々濁った白でした。
写真写りとしては、混成しても目立ちませんが、
実際に見ると少し違和感は感じるかもしれません。

青帯についてはどちらも違和感は感じなかったです。

 

次に屋根。

 

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上:KATO 下:鉄コレ

分散クーラーのルーバ表現がないのはかなり目立ちますから、
この点ではKATOの方が良いですね。
逆を言えばそれさえ目をつぶってしまえば、比較しても優劣はつかないです。

 


まとめです。
室内灯やライトを諦めるなら安価な鉄コレでも良いのではないかと思います。
ちょっと塗装の粗はあるけど印象把握はしっかりしているし、
クーラーについても、ここだけピンポイントにKATO製パーツに
変えても良さそうです。

ただまぁ・・・・・KATO製もそれほど高くはないので、
こちらを買っておけば間違いはなさそう。

 

以上でーす!

 

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ぽちフェスティバル横浜(2021年夏)に行ったはずだった

どうも~。ホビーランドぽち 神戸店でやっている「コンテナすくい」、
盛況のようですね。
イデア溢れる来店促進と販売促進で思わず唸ってしまいました。

 

仕事等で神戸方面に行くことがあれば、寄ってみたいと思いました。

 

さて本日は、そんなホビーランドぽち鉄道模型フェスティバルに
行ってまいりましたので記事とする・・・・・
つもりだったのですが、特に戦果がなかったので、
ただ神奈川に出かけたぞ!という記事です。
(いくつか模型関係の買い物はしていますけどね。)


ということで、神奈川へ向かう私は朝にこんなところにおりました。

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千葉駅です。ちなみに自宅から神奈川方面へ向かう最短ルート上の駅ではありません。
要は回り道して行く訳ですが、ここから内房線に乗車します。

 

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降車後に撮影

総武線から直通してきたE217系と離合しつつ、木更津を目指します。
思えばこの離合するE217系に乗れば乗り換えなしで行けるんだ・・・、
と頭に思い浮かぶと、今やっていることが不毛なことに思えて仕方がないのですが、

確かに不毛なことでした・・・。

 

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木更津ではついでに久留里線も撮影


木更津では乗り換えで下車しています。E131系に乗り換えます。

 

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 房総半島の運行形態はこのE131系の投入によって変わりました。
これまでは209系が千葉駅から内房外房線に分かれて、
それぞれ安房鴨川を目指す形態であったのが、
209系の運用範囲がそれぞれ君津と上総一ノ宮までとなり、
以南はE131系がローカル線として走る形態となりました。

これにより、長らく運用がなかった安房鴨川を跨ぐ運用が復活したこととなり、
そもそも房総エリアの普通列車に久々の新車投入だったりと、
記念的な面で面白い変化であった一方で、
最短4両だった末端区間の運用が最短2両になるという、
本格的な切り捨てが表面化した変化でもありました。


確かに平日日中だったら分からなくもないですが、
東京に近いこともあって通勤客は一定数いるし、
最近は移住する人や観光の面でも注目されているので、
さすがにダイエットさせすぎのような気はします。

現に木更津までは各列車ガラガラでしたが、
木更津からのE131系はぎゅうぎゅう詰めでしたよ~。
内房線は線内を完走する特急が廃止されているので、
こうなることは必然でした・・・・。

ちなみに乗り心地は良かったです。209系よりはるかに揺れない!


途中、浜金谷で下車して徒歩5分強。
ここまで来れば何がしたいかお分かりの方も多いはずです。

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金谷港は観光施設が割とありますよ。

金谷港からは、久里浜港三浦半島の先っちょのほう)までフェリーが出ており、
ダイヤによりますが、1~2時間に1本の間隔でフェリーが出ています。
所要時間はおよそ40分で、さすがに鉄道ほどの精度ではありませんが、
定時制はとれています。今回はこれに乗船します。

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今回乗船した「かなや丸

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航跡の背に望むは房総の地!

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分かりにくいですが、かもめが並走してくれてます。

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途中で離合(?)します。

このフェリーを使ってのルートですが、実はこれで2回目です。
とにかく海を吹く風がすごく気持ちいいのと、
海を眺めていると気持ちも晴れやかになるんですよ。

船上には冷房の効いたエリアもあって、ゆったりとした席があるので、
そこにいても快適なのですが、やはり甲板上が最高です。
さえぎるものがないので、日は照り付けているのですが、
さえぎるものがないことで、風が非常に気持ちよく、
暑いはずのに汗が引くほどです。

でも気になる方は日焼け止めはあったほうがいいかも。
所要時間は40分。日焼けするには十分な時間です。

普段からカモメが並走するので餌やりや、
見た目に楽しいヨットを観察するのが面白いですが、
鉄道模型趣味的にいうとコンテナ船が面白いです。
今回は見た目に楽しいコンテナ船はいませんでしたが、
コキに載っているコンテナが見えるとつい見てしまう・・・。

 

久里浜港到着後は、バスやタクシーもあるので、
最寄りの久里浜駅に向かうにはこちらを推奨します。
久里浜で昼食をとって、横須賀線に乗車。

 

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新型のE235系がきたので、グリーン車を試してみました。
久里浜の時点ではだーれもいなかったので撮影しちゃいました。

座席というか、アコモは全般的に豪華な印象を受ける色使いに変わった気がします。
E231系E233系より見た目は高級に見えますよ。

座り心地に関してはそれほど変化は感じませんでしたが、快適でした。

普通列車グリーン車でここまでの座席を提供できれば十分です。
しかし、明らかに静粛性が増していて、走行音より冷房音が大きいくらいで、
この揺れがなく静かな車内環境が快適性を生んでいると思います。
長時間(長距離)の移動におすすめです。

 

そんな感じで神奈川入りしまして、ポポン東戸塚、ポポン横浜、
ヨドバシ横浜、IMON横浜、ぽちフェスを廻った結果がこれです。

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最初にも書きはしましたが、華のない購入物たちです。

ぽちフェスの感触としては、欲しいものはいくつかあったのですが、
値段で購入をやめたものが多いです。
絶対に欲しいものは突拍子もない値段でない限りは買いますが、
「あったらいいな」や、「(市場から消えることを危惧して)持っておきたいな」は値段を見る際にシビアに見ることになります。
結局「今急いで買う必要がない」となり買わない結論となりました。
勿論、あくまで私が欲しいものはなかっただけであって、
品自体はかなりの数がありました。
こんなにも多くの品物から実物を選んで買えるというのは
とても良いことですから、顔だけ出す感覚で行くのもありです。

帰りは普通に東京方面へ電車で抜けました。

 

以上、行ったことには行ったんだぜ!の記事でしたー。

 

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常磐線全盛期あたりの車両たち

どうも~。東北ではリバイバル特急として「スーパーはつかり」が
運転されるようですね。

www.tetsudo.com

私の感覚だと、「リバイバル」なんていうと、
485系とかが思い浮かんでしまうのですが、
もうE751系も「スーパーはつかり」もリバイバルなんて言われるほど
経年したということですね。

新青森駅に新幹線が通るようになったのが
もう11年前であることを考えれば、リバイバルされても仕方ないですわ。

 

さて、本日はそんな「はつかり」絡みの記事です。
常磐線を想定して「はつかり」とその他諸々を
貸しレで走らせてきた時の画像を載せようと思います。
場所は行きつけの「所沢情鉄模景倶楽部」です。番線は4番線です。

 

tokotetuclub.blog.fc2.com


まずはこちら。2代目の「はつかり」です。

 

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言わずと知れた、東北特急の名門「はつかり」です。
東北地方で初めての特急列車で、このキハ81は2代目の車両となります。
これまでの日本の鉄道の長い歴史の中で数々の特急はあれど、
3種類の動力(SL/DL/EL)で運転された実績のある列車は多くありません。

それだけ長い歴史を持っているということでもありますし、
動力交代が著しかった1960年代を走り抜けた、まさに東北の看板特急です。

東北新幹線の名称公募でも候補にはほぼ常連で名前が挙がるほどですが、
全通したものの、ついに採用はなかったですね。
しかも採用がなかったばかりか、最速達列車は「はやぶさ」ということで、
列車への歴史の重みは全く考慮されていない模様です。
(「はやぶさ」は元々九州ブルトレの名門です。)


模型はKATO製のレジェンドコレクションです。
TOMIXが後発で別列車仕様を出していますので、製品化は時間の問題。
ここまで来たら製品化を待つのもありです。

 

次にキハ55です。この時は「みやぎの」をイメージしています。

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常磐線東北本線では準急として活躍し、準急衰退後は急行としても活躍しました。
キハ58の登場後にはキハ58の編成に数両くっついて走る姿もありました。

キハ55を使用した列車の中で最も出世した東北の優等列車といえば、
やはり「やまびこ」でしょう。
福島~盛岡の準急列車として登場し、
一時期は郡山まで延長運転することもありました。
需要の大きかった東北本線優等列車の補佐的役割にいましたが、
後に電車特急となり、その名は新幹線まで引き継がれます。
新幹線では最速達列車となった時期があり、ここがピークとなります。
以後は最速達の座こそ譲りつつも、
東北新幹線の中では最も運転実績の多い列車として有名です。


模型はTOMIXのHGです。出来は上々ですが、
車両自体の知名度が足を引っ張っているからか、
各地で売れ残りをよく見ます・・・。
そのくせ急行型は元々の出回りが少ないこともあってか希少。

 

最後に営団千代田線の初代車両コンビです。(5000系&103系

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どちらも営団千代田線と国鉄常磐線の直通運転の開始時に運用されていた車両です。
この車両が現役で常磐線を走っていたのがおよそ50年前なのですが、
実は片方は今もまだ現役です。

営団5000系はつい最近まで北綾瀬支線専用車両として運用されていましたし、
東京メトロの静態保存車両もあります。
そしてインドネシアジャカルタでは譲渡された車両が走っています。

103系の方はさすがに引退しましたが、改造されて105系となった車両は、
西日本の各地でつい最近まで活躍がありました。

そう思うと、50年前ってそんなに昔のことではないのか、

と錯覚してしまいそうになりますが、
まだギリギリ上野駅にSL牽引の定期普通列車が入っていたりします。

 

紹介は以上ですが、そういえば単一の列車名の車両を持ち込むって
やったことないんですよね。歴代の「はつかり」大集合みたいな。
車両自体はあるので今度やってみようと思います。

 

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台風と廻った紀伊半島

どうも~。ようやく梅雨明けといったところでしょうか。
仕事柄、外に出ることがあまりないですが、
買い物等で外に出るとその暑さをつくづく感じます。
セミも派手に鳴いてますね~、玄関先で鳴かれるのは
うるさいので勘弁してほしいところですけど。


今日の記事ですが、以前旅行した際のことを書きたいと思います。


以前私は夏になるとどこかしら旅行に出かけていました。
今年も暑くなり、夏がきたことを感じて、そういえば・・・
という感じで以前の旅行の時に撮った写真の整理をしたので、
その整理がてら、こちらにも写真を掲載して記事にしようというわけです。


この時は2019年だったかと思います。なのでちょうど2年前の夏です。

理由は思い出せないのですが、伊勢神宮に行きたくなりまして、
伊勢神宮に行くことと、あとその時に自身の中でホットだった
鉄分多めの話題を絡めた旅程でした。

 

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まずは東京駅から新幹線に乗りまして、名古屋に向かいました。
青春18きっぷが有効な期間でしたので、地道に東海道本線をなぞるルートも
ありましたが、これまでも青春18きっぷで散々往復しているので、パスしました。

 

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名古屋からは快速「みえ」号に乗車しました。
名古屋から三重方面は近鉄の牙城なのですが、
民営化されてからはJRもテコ入れをしまして、快速列車を多く走らせています。

快速「みえ」で使われるキハ75は、
以前急行としても使われたことのある、ちょっと乗り心地が良い車両です。
313系よりはマシ程度ですが、快速列車ですから、
普通乗車券だけで乗れるので、乗り得車両です。
しかも、途中停車駅がほぼ同じエリアを走る特急「WV南紀」と同じなんですよ。
さすがに速さは敵いませんが、奮発した列車だと思いますよ。
ちなみに、伊勢鉄道線内は別料金となるので注意です。

 

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この日は空も鮮やかできれいでした。

伊勢市駅に到着して一枚撮影。
伊勢市駅も立派なのですが、お隣の近鉄宇治山田駅の壮麗さは有名なようですね。
この時は事前調査不足で、見事にスルーして昼食、そして伊勢神宮に直行しています。

 

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ここから先が撮影禁止エリアです。

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川のせせらぎが最高でした!

伊勢神宮は撮影禁止エリアがあるので、多く撮影していません。

ここは本当に心が落ち着く場所で、しかも涼しいんですよね。
この日はなかなか日が照り付ける状況でしたが、
ダイナミックな大樹が並ぶ伊勢神宮は、その木陰もまた大きく、
少し暗い印象さえ抱くほどです。敷地内は歩くことも多いですが、
汗がむしろ引いていくくらいで、居心地が良かったです。

伊勢市駅に戻って、今度は近鉄特急に乗っています。
ここで眠気に襲われて、熟睡・・・・。鶴橋に着きました。
ここでJRに乗り換えて、阪和線に乗車しました。

 

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結局眠気をかなり引きづり、次の撮影は和歌山を過ぎたところでした。
この旅行のもう一つの目的である115系105系への乗車です。
ちょうどこの時期に引退の話が具体化してきていたので、
ぜひ乗りたいと思っていました。
つまり、伊勢神宮に行った時と合わせて、これで紀勢本線をもう一度通っています!

 

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この時に素直に紀勢本線に乗って紀伊半島を新宮経由で廻らなかった理由ですが、
実はこの旅行の直前に紀伊半島に大型台風が接近する予報が出ておりまして、
紀勢本線のダイヤ乱れを警戒して出発直前に旅程を変更していました。

この日の宿は紀伊田辺エリアに、かなり前からとってあり、
ここを動かせなかったのも理由の一つです。
ダイヤ乱れする可能性が高い、けど宿には行かないといけない・・・・。

妥協案として、近鉄乗り鉄を兼ねて、大阪経由で紀伊半島に入っています。
こうすることにより、紀勢本線の本数の少ない区間をあまり通ることなく、
また本数の多い特急「くろしお」への乗車を保険にできる狙いがありました。

そして20:00頃、宿に到着して1日目を終えました。


2日目は朝から雨模様。

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那智の滝だけ見に行く予定でしたが、台風がまだ完全に過ぎ去っていなかったので、
問題ないか一応地元で確認し、観光には問題ないとのことだったので、
予定通り向かいました。

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さすがは日本三大瀑布です。
滝は日本各地にありますが、やはり荒々しさが違いますね。
華厳、袋田は既に行きましたが、ダイナミックさでいえばこの那智の滝が一番です。

 後で乗ったタクシーの運転手曰く、
那智の滝は台風一過のタイミングが水量が多くダイナミックだそうで、
お客さん、いい時に来たね!とのことでした。

 

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降車時に撮影

帰りは「オーシャンアロー」に乗車して大阪に戻りました。
この車両もそろそろ引退の話が囁かれ始めた頃でして、
引退が決まってから乗るよりかは、今の内に乗ってしまえ、という感覚でした。
大阪からは新幹線で東京に戻りました。

 

結局台風に旅程を狂わされたところが大きかったですね。
宿の制約があったり、仕事の都合上、休暇が思うように取れなかったりと、
今思えばよく強行したな、というのが正直な感想です。

伊勢神宮だったり、那智の滝だったり、見たいものは見られているし、
113系105系283系と乗りたいものには乗れているので、そこが救いでした。

リベンジは・・・したいですね~。特に紀勢本線は全部乗っておきたいです。
あとこのエリアだと賢島とかかなぁ。
「しまかぜ」「ひのとり」への乗車も良さそうです。

 

実際に旅行に行くのがよいのですが、こうして以前の旅行を思い出したり、
旅行の計画を立てているだけでもなかなか楽しいものです。

 

以上、台風と廻った紀伊半島でしたー。

 

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