製品レビュー：TOMIX「97932」特別企画品大井川鐵道きかんしゃトーマス号セット

どうも～。お久しぶりです。本ブログと仕事との両立って難しいですね。
たった一度の人生、仕事に蝕まれている現状をどうにか変えるべく今動いております。

さて、本日はこんな珍品のレビューです。

■メーカ　TOMIX
■品番　97932
■製品名　特別企画品大井川鐵道きかんしゃトーマス号セット

大井川鉄道の名物であるトーマス君ですね。
以前に一度行き、撮影だけしましたが、トーマス君よりも旧型客車に興奮してしまいました。トーマス君の出来もよいのですが、大きく改造されず「そのまま」の旧型客車がもうたまらなかったです。

模型としては、やはり以前より製品化実績のあるTOMIXが製品化しましたね。
個人的にはトーマス君に興味はないのですが、M付きの客車(幽霊オハ)が含まれているということで、どうしても入手したくセットごと購入しました。

基本的に車両はセット売りが主流の昨今において、セットのバラ売り需要というものは一定に存在します。つまり何が言いたいかというと、オークションで落札できるか分からない幽霊オハを狙うくらいだったら、セットごと買って、必要なものだけ抜き出して残りを売ったほうが利点が多いということです。

ではレビューです。
まずはセット目玉のトーマス君から。

近年のTOMIX製の蒸気機関車は基本的にHG仕様でありますので、今回の車両も同様です。精密さはさすがといったところで、触るのも怖くなるくらいです。モールド表現は少なく、別体化パーツがふんだんに使われているので立体感は抜群です。
蒸気機関車は詳しくないのですが、このNスケールにおいては、これ以上ない出来かと思います。

次にいぶき501です。

製品の編成においてはトーマス君の補機のポジションとなるのがこの機関車です。
セット中、この車両だけが鉄コレです。
できればNゲージとして製品に含めてほしかったという方も多いでしょうが、
そもそも鉄コレで類似車の金型があったことから、そのバリ展とした方が手っ取り早かったこと、これ以上の定価の上昇を抑制するためでしょうか。
このセットの定価はおよそ5万円。ここにNゲージ化した同機を含めたら6万円程度は覚悟しないといけません。
6万円といえば「さよなら北斗星」の定価帯です。
北斗星ならいざ知らず、トーマス君にここまで出せる人は少数でしょう。

模型としてはやはり鉄コレということがあって、精密さは落ちますが、それでも出来は良いと思います。
特にデッキ部分はプラっぽさを感じさせないのが良いです。
屋根上がパンタグラフとグレー機器だけと寂しいですが、実車もこうなのですね。

ちなみにカプラーはTOMIXに準じた仕組みになっています。

次に旧型客車です。