鉄道298号線入口

鉄道模型趣味に道があるとすれば、その正体は途轍もない拘りとロマンなのだろう。

秋の味覚を求めて信越へ 前編

どうもー。すっかり秋の陽気になりました。過ごしやすくてよいですね。

本日は新潟及び長野に旅行した際の内容を記事とします。
毎回、私は旅行の目的を決めてから旅程を組みます。
基本的に使用した交通機関の乗り継ぎ時刻等、スケジュールは公開しますので、同じことをしたいと思った方はぜひとも参考にしてください。
(鉄道であればダイヤ改正で時刻が変わりうることがあるので注意してください。)

 

今回の目的は以下です。

~目的~
磐越西線普通列車指定席に乗る。
磐越西線E721系快速「あいづ」にて設定されている指定席に乗り鉄します。
車内に後付けで半室グリーン車のようになっているのですが、
乗り心地等を自分のお尻で(!)、確かめてきます。

 

喜多方ラーメンを食べる。
磐越西線に乗るので喜多方に寄って、喜多方ラーメンでも食べようかなと思っています。別に喜多方に行かないと食べられないもの、というわけではないのですが、せっかくですしね~。

 

・新潟の米を味わう。
新米の季節ですので、米どころ新潟でおいしいお米を食べてこようと思います。

 

信越本線を完乗する。
信越本線の完乗をやっていなかったので、この機会に済ませてきます。残している未乗車区間は、宮内~直江津です。ちなみに、一応断っておきますが、ここでいう「信越本線」は2023年現在の区間です。

 

・小布施の栗を買う。
長野の小布施は栗の名産地。秋も始まり、そろそろ新栗の季節です。
栗おこわやモンブランは東京でも買えるのですが、生栗の直売は現地に行かないと入手が難しいです。加工品ではなく、できる限り本来の姿に近い形で栗を味わいたく、購入に行きます。


上記から、今回の旅行ルートを以下に確定しました。

・1日目
東京~宇都宮~郡山~会津若松~新津~長岡~新潟

・2日目
新潟~長岡~直江津~長野~東京


では、早速1日目の旅程です。

記事上での出発地は宇都宮とします。(本当の最寄りから書くと自宅がバレる・・・)

宇都宮までは東北本線で北上してきました。宇都宮で朝食をとります。
上に書いた通り、日本海側では磐越西線で抜けます。
この東北本線磐越西線で新潟に行き来するルートは、かつて東京対新潟の主要ルートでした。上越線がまだ開通しておらず、信越本線も途中の輸送上のネック(碓氷峠等)で満足に輸送力が稼げない中でしたから、このようなルートでも重宝されたわけです。

宇都宮からは東北新幹線で郡山まで向かいます。

郡山到着後に撮影

 

宇都宮までは10~15両の長大な普通列車が運転されていますが、ここからは5両以下の列車となります。当然混みあうこともあり、黒磯~新白河でキハ110系が投入されていた時期はひどい混雑率でした。今は緩和されていますが、別に普通列車のみに縛った旅行ではないので、辛い区間は大人しく新幹線を使います。

宇都宮        09:00頃発(本来は08:43発)
↓やまびこ205号 自由席
郡山        09:30頃着(本来は09:22着)

どうやらこの日は東北新幹線に遅延があったようで、およそ20分程遅れて列車が運転されていたようです私が宇都宮の新幹線ホームに上がった時に2本前の「やまびこ」が立往生していたので、これに乗りました。

ちなみに、この時間帯で私がお勧めする下りの新幹線は「やまびこ53号」です。

=========
※参考
宇都宮        09:39発
↓やまびこ53号 自由席
郡山        10:06着
=========

E5系E6系で運転される「やまびこ」で、本来は「はやぶさ」「こまち」で運行される編成です。よって、両数が17両編成となっており、それに応じて自由席比率も高いです。特に「こまち」側のE6系が自由席で解放される車両があり、ホームの端に停車することも相まって、自由席ながら乗客が少ない傾向にあり、静かにゆっくりできますよ。


今回は郡山には早めに着くことができました。私が新幹線を降りてホーム階段に行くまでの間に次の「やまびこ」が到着していました。もう団子になってますね。

郡山ではいつも在来線ホームを一周してきます。たまに珍しい車両が停まっているんですよ。この前は「四季島」が停まっていましたが、今回は金太郎+タキのみでした。

金太郎も老兵ですな

私の乗る「あいづ1号」です。2+2の4両編成です。

ご丁寧にHMまで用意されていますが・・・・・、

会津若松側先頭車

 

HMは指定席を含む編成の端に立つ方の車両だけです。変なところにケチるんだなぁ・・・。


指定席はE721系ロングシートを取っ払って、座席をクロスシートをつけた感じですね。即席感は否めませんが、座席自体の座り心地は悪くなかったです。

「あいづ1号」は行き違いをしつつ、順調に進んでいましたが、しばらくして停車。
放送によると行き違いをする電車から異音がして確認中とのこと。
単線であるが故に行き違い設備のある駅以外で立往生されると、全列車の運行に支障が出るのが、単線の弱点です。一度運転を再開したそうですが、再度停車して再確認とのことで、結局40分以上立往生していました。
別にこの事態を見越したわけではないのですが、指定席のある程度ゆったりとした環境でしたので、逆に長く滞在できてよかったです。

ちなみに途中、復旧の見込みが立たないためか、車掌が乗客の行き先を聞いて回っていました。(バスかタクシーの代行輸送のやる際の予兆ですね。)
直江津」と答えると、やはり驚かれました。まぁ、このルートで甲信越行く人なんて今の時代は少数ですからね・・・。

郡山        10:15発
↓あいづ1号
会津若松    12:10頃着(本来は11:21着)

 

回復運転はしていましたが、焼け石に水・・・。

 

結局運転は再開しましたが、遅れは取り戻せず40分近くの遅延で会津若松に到着。

キハ110系の東北色。見たかったんですよ。たまには遅延も悪くない。

そうして元々のスケジュールは崩壊・・・と思った方もおられるでしょうが、実は崩壊していないんです。というのも、喜多方ラーメンを食べるために会津若松で時間を多めにとっており、この先の磐越西線(会津若松~新津)の本数が少なすぎるため、3時間近くの余裕があるのでした。

ただ、喜多方まで行く列車は逃しているので、喜多方ラーメン会津若松駅近くのラーメン屋で食べました。別に喜多方で食べないといけないものでもないので、ここで済ませました。
結構な有名店らしく、炒飯は有名らしいのですが、食べきれないので本命の喜多方ラーメンだけ食べました。このブログはグルメブログではないので、特にここの紹介はこれ以上はしないです。(お店は「〇夢」というところです。)

 

会津若松で列車を待つ間にやったことはもう一個あります。

駅から歩いて20分程度のところにあるハードオフに行ってきました。
旅行中にハドフ巡り、結構好きなんですよ。特に中古鉄道模型の相場と出物は地域性に大きく依存しますからね。・・・・・・・・・中古鉄道模型自体はありましたが、まぁ特に収穫はなかったんですがね。帰り道に回り道してみるとセカンドストリートもありましたが、ほぼ衣料品、ゲーム、漫画でした。

沿線に国鉄コンテナの山が!

さて、暇もつぶれたので旅を再開しましょう。

会津若松からの磐越西線は、系統分割されているため郡山~会津若松での遅延は関係ない、と思いきや、そちらの乗り換え客を待つとのことで、会津若松の発車が遅延。途中で回復はしましたが、今回は常に列車遅延に遭っている感覚です。
(実は宇都宮まで来る間も列車遅延を喰らっています。)

会津若松    14:33発

新津        17:11着


会津若松からは磐越西線で新津まで。うねうねと蛇行する線路や鉄橋、トンネルと、典型的なローカル線です。途中に河川やダムもあり風光明媚、ここに「ばんえつ物語」を走らせる思い付きをした人はナイスな判断です。

馬下まで下ってくると学生が多くなりました。ようやく新潟エリアに入ったと実感します。車内で友人と談笑する者、部活帰りの者、読書する者・・・、学生の内にやれることはやっておきなね、後悔なんて後ですればいいのだから・・・、と心の中で呼びかけておりました。


新津に到着すると猛烈な土砂降りに遭いました。仕方ないので駅舎の中で待機。

新津        17:33発

新潟        17:53着


土砂降りは新津出発あたりで落着き、新潟到着時点では止んでいました。

このいなほ色、好きなんですよ。

 

新潟は久しぶりでしたが、やはり目を引くのは新駅舎です。
地上時代を知っているだけに洗練された印象が強いです。そして一部はまだ工事中のようです。

 

結局自宅からは11時間をかけて新潟まで辿り着きました。

新幹線だったら昼には着いていますね。どちらが「よい旅」なのかは人それぞれ。
新幹線で目的に急いで、目的地で観光するもよし、私のようにうだうだ鈍行を使って寄り道しながら行くもよし。ワクワクする方を選びましょう。

この日は夕食を新米がおいしい有名店で食べてホテルに宿泊しました。
(ちなみに店名は「か〇ど」です。有名らしいので気になる方はぜひ。土日は混むらしいです。)

 

本日は以上です。

 

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